阿蘇観光には何度も訪れており、今回も知人の案内役として阿蘇の大自然を、時間の許す限り回ってみようと思っていたのですが、思いのほか新発見の連続!エメラルドクリーン色した火口の湯だまりから湧き出る白煙や、草千里ヶ丘の緑のじゅうたんだけじゃない。有名スポットの裏側や、道中の楽しみ方など、良かったところをご紹介します。
まずは人気の阿蘇中岳火口から。
阿蘇観光で一番のお気に入りが、中岳火口を見物することです。火口から湧き出るガスのにおいを確認しながら一歩ずつ火口に近づく。これを想像しながら、まさかの立入禁止!
駐車料金場の手前で管理人が、火口に近づけないと一台一台の運転手に告げていた。
駐車場までは行けるとの」ことだったので、料金1,000円払って上の駐車場まで。
10時頃到着した時には、ガスが危険なレベルだったので立入禁止でしたが、管理人の動きが活発になり、駐車場からの景色を満喫している間に、規制解除されていたので、あわてて火口に向かうことに。ちなみに、天候によっては急に立入禁止になることもあるようです。
久しぶりに来たら、シェルターがいくつもあり、ロープフェイターミナルが休憩所になってたり、数年で変わっていたけど、火口の中で変わらず地球の生命を感じさせてくれる。
近づくほどに、ガスの硫黄の匂いが強くなり、ぜんそくの方は控えた方がいいのはわかる気がしました。それにしてもこの地層は、縦と横が入り混じった模様になっていて、火山の神秘的な気力を改めて感じたところでした。


同じ料金所範囲の砂千里が丘
中岳火口の駐車場から少し下ったところに、小さな駐車場があり、登山道につながる整備された白い歩道が見えたので、そこにも寄ってみた。意外と知られていないところなのか本当の登山道なのか、観光客は一組だけだった。
初めての場所だったのに、行ってみたい未知の世界に感じた。整備された歩道を進むと、中岳火口の裏側が見えてくる。先ほどのたて横入り混じった地層の裏側のよう。
写真ではわからない、ここで見る景色は世界遺産グランドキャニオンを思わせる地形で、足元には真っ黒い火山灰があり、周りを見渡せば美しい山々に囲まれている。
阿蘇には何度も訪れているが、たまたま立ち寄った数百メートル先で、この壮大なスケールに私は完全に魅了された。この地に立って360度見渡しことをおすすめします。
以前の私よ、ただ火口に中をのぞき込んだだけの、薄い観光をしていた自分を勿体なく感じてしまった。


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